部活をやめたいと一度も考えることなく、卒業していく人はかなり少数派だろう。
部活は楽しいことだけで埋まってくれればいいものを、時にイヤなことや苦しいこともあるからだ。
あなたはいま部活を辞めるべきかどうかで悩んでいるが、そうした悩みをもつ人は決してひとりではない。
誰しもが一度はぶつかる部活の悩みを解決するべく、本稿では中学・高校時代に部活を辞めた全国の300人の男女に対してアンケート調査を行った。
いきなり結論を言ってしまうと、本稿の結論はこのようなものになる。
▼本調査の結論
・部活を辞めたくなるもっとも多い理由は人間関係
・部活を辞めた人の8割は後悔していない
・1年生から2年生に変わる直前に部活を辞める人が多い
・部活を辞めてなにをしたいのか?を明確に
本稿を最後まで読めば、ひとりで悶々と考えていても決着のつかない悩みを解消する糸口が見つかることだろう。
実際に部活を辞めた人たちは、その後どういう道を歩んだか?を交えつつ、もし部活を辞めたらどうなるのか?を見ていくことにしよう。
部活を辞めた理由は運動部・文化部ともに「部員との人間関係」
まずは部活を辞めた先輩たちは、どういう理由で部活を辞めたのか?という話を見ていくことにしこう。
というのもあなたの「部活をやめたい」という悩みは、あなた1人だけが思っていることではなく、実は多くの人が悩んでいることかもしれない。
そういう事実を知るだけで、ちょっと心が軽くなったりするものだ。
中学・高校のときに部活を辞めた理由を聞いた結果が、下図である。
あなたが部活をやめたいと思う理由と同じものが見つかっただろうか?
運動部と文化部で少し辞めた理由が異なるので、以下は運動部と文化部のそれぞれの辞めた理由を見ていくことにしよう。
運動部に多い部活を辞めた理由
まず運動部の部活を辞めた理由として、多かったものを見ていくことにしよう。
▼運動部の部活を辞めた理由
部員との人間関係 | 26.5% |
練習がきつい | 16.1% |
顧問・監督と合わない | 15.2% |
他にやりたいことができた | 13.9% |
やる気がなくなった | 11.7% |
ケガ・病気 | 10.0% |
練習環境が悪い | 3.5% |
経済的な負担 | 1.7% |
その他 | 1.3% |
もっとも多かったのは「ほか部員との人間関係」で、運動部を辞める理由の26.5%を占めている。
具体的に回答者の声を紹介すると、このようなものが多かった。
「1つ上の先輩からの当たりのキツさ。言い方や態度が悪すぎて、それが原因で入部した1年生の半分が半年で辞めていました」(31歳女性、元弓道部)
「先輩後輩の上下関係は厳しいし、ボール拾いばかりでつまらなく時間を無駄にしていると思ったから」(35歳女性、元テニス部)
運動部での人間関係の悩みといえば、先輩と後輩という「上下関係」がかなり目立った。
入部当初は顧問や監督の存在だけでも恐ろしいというのに、さらに先輩という存在まで加わって、新入生を締め付けてくるのだから、たまったものではない。
もちろん先輩の全員がイヤなヤツではないが、1年か2年早く生まれたというだけで絶大な権力を得たかのように勘違いしている一部の先輩がとにかくダルいのである。
こういう先輩とは関わらないに越したことはないが、同じ部活をしているとそうも言っておられず、余計に厄介だ。
こうした人間関係に次いで部活を辞めた理由として多かったのが、「練習がきつい」(16.1%)と「監督・顧問と合わない」(15.2%)いう理由だった。
実際の回答者の声は、このようなものが多かった。
「練習がきつくて、朝練もあったので、他に遊ぶ時間や勉強する時間もなかなか取れなかったので辞めました」(34歳男性、元バドミントン部)
「顧問が厳しすぎて、スポーツを楽しみたいだけの私には合わなかったらです」(37歳女性、元テニス部)
部活動には大きくわけて、大会での活躍を狙う「ガチ勢タイプ」と、結果は求めず好きなスポーツを楽しくやれればOKの「エンジョイ勢タイプ」の2種類がある。
ここが自分の希望やイメージとズレてしまうと、「自分の意識を変えるか、部を去るか」の二択にどうしてもなってしまう。
これは指導者となる監督や顧問も同じで、監督や顧問にやる気がありすぎてイヤというパターンもあれば、やる気がなさすぎてもイヤというパターンもある。
入部前にどっちタイプの部活か確認しておくべきところだが、「大丈夫だから、とにかく入ってよ!」というスタンスで勧誘されるので、それも簡単なことではないかもしれない。
このようなものが運動部を辞める主だった理由だった。
文化部に多い部活を辞めた理由
次に文化部を辞めた理由は、このような並びだった。
▼文化部の部活を辞めた理由
部員との人間関係 | 30.0% |
他にやりたいことができた | 25.7% |
顧問・監督と合わない | 11.4% |
やる気がなくなった | 11.4% |
練習がきつい | 8.6% |
ケガ・病気 | 5.7% |
その他 | 4.3% |
練習環境が悪い | 1.4% |
経済的な負担 | 1.4% |
運動部と同じく「ほか部員との人間関係」が最多となり、30.0%を占める部活を辞める理由となった。
実際の回答者の声を見ると、やはり文化部でも「上下関係」に悩む回答者が多かった。
「先輩からの嫌がらせ」(23歳女性、元吹奏楽部)
「部活内の上下関係が厳しく、常に先輩に気を遣わないといけない雰囲気がどうしても好きになれず辞めました」(29歳女性、元吹奏楽部)
この上下関係に悩む元文化部の回答者は、特に吹奏楽部の者が多かった。
厳しい上下関係というと体育会系なイメージではあるが、組織だったチームプレイが必要な吹奏楽部にいたっては、ほぼ体育会系のノリと言っても過言ではないようだ。
こうした人間関係の次に多かった辞めた理由が、「ほかにやりたいことができた」(25.7%)という理由だった。
実際の回答者の声を紹介するとこのようなものが多かった。
「アルバイトとの予定調整が上手くできなかった」(39歳女性、元茶華道部)
「大学受験のための勉強時間が取れないことが嫌だったから」(33歳女性、元吹奏楽部)
つまり、部活よりも勉強かアルバイトをとりたいという向きである。
運動部のように最後の夏の大会に負けた時点で実質引退というわけではなく、文化部はマックスまで部活動が続く。
そのため実際に早ければ3年生の春や夏休み前には部活を引退して、受験勉強に専念するという人も少なくない。
またアルバイトをして、小遣い稼ぎに走りたくなる気持ちもよくわかる。
高校生で月5万円でも給料をもらえたら、大金持ちになったような気分になれるからだ。
ただ、お金稼ぎは社会に出たらイヤでもしないといけないので、高校生までは部活をやっているほうが圧倒的にコスパはいいのだが…それに気づくのは社会に出てからなのかもしれない。
次に多かった部活を辞めた理由は、文化部も運動部と同様に「顧問・監督と合わない」(11.4%)が続いた。
上下関係と同様にこちらも吹奏楽部からの声が特に多かったが、顧問の指導方針や練習のきつさ/ゆるさが合わないという声が目立った。
また同率で「やる気がなくなった」(11.4%)という理由も並んだ。
「つまらなかったからです。映画を見てるだけで時間の無駄だと思ったからです」(22歳女性、元映画部)
運動部は活動内容のイメージは入部前にもしやすいが、あまり一般的ではない文化部の活動内容はかなり謎に包まれている。
今回の回答者の中でも、茶華道部や手芸・料理部など、どのくらいの活動頻度で、個人でもできそうなものを大勢で集まって何をやるのか?など部外者にはかなり想像しにくいものもあった。
こうした活動内容の不一致から、やる気をなくしてしまう人も少なからずいるようだ。
さて、ここまでは実際に中学・高校のときに部活を辞めた理由について見てきた。
ところで部活を辞めた人たちはその後の人生で、それを後悔することがあったのだろうか?
次章では、部活を辞めたことへの後悔について詳しく見ていくことにしよう。
部活を辞めたことへの後悔はおおむね「ない」
結論から言えば、部活を辞めたことを少なからず後悔している人は運動部で21.6%、文化部で15.7%と少数派だった。
運動部・文化部ともに8割程度の人は部活を辞めたことに対して後悔はしておらず、辞めたあとの生活もそれなりに満足していたことがわかる。
実を言うと筆者も、中学生の2年の夏にそれまで所属していたバスケ部を退部し、幽霊部員が黙認されている卓球部に転部した。
その結果、卓球部ではしっかりと幽霊部員となり、友だちの家に入りびたってゲームをし続けるという親目線からするとダメな中学校生活になってしまったが、後悔があるか?と問われるとまったくない。
新しい仲間と、いまでも記憶に残っているさまざまな思い出を作れたからだ。
部活を辞めるかどうか検討しているときは「部活を辞めて、あとあと後悔したらどうしよう?」という不安があるかもしれない。
しかし今回の結果を見るに、大半の人にとってその不安は、悩む必要のない不安ということができる。
ただし今回の調査のなかで、部活を辞める理由によっては、後悔度がやや高いものも見られた。
そこで部活を辞める理由がどういう理由であれば、あとあと後悔しやすくなるのかについて、簡単に見ておくことにしよう。
後悔する人がやや多かった部活を辞める理由
結論からいえば、部活を辞める理由が下記の2つに当てはまる人は、後悔するリスクが若干高くなるので注意が必要だ。
▼後悔度がやや高い部活を辞める理由
・他にやりたいことができた(30.0%)
・ケガ・病気(33.3%)
まずは下図を見てほしい。
まず前提としてどんな理由で部活を辞めていようと、後悔している人は最大で3割程度なので、大半の部活を辞めた人は後悔していないことは強調しておきたい。
ただし「他にやりたいことができた」と「ケガ・病気」が理由で部活を辞めた人の、3割近くは後悔しており、ほかの理由に比べて少し高い割合になっている。
もちろん「ケガ・病気」が理由で辞めた人は、本人の意志ではなく、やむにやまれぬ理由のため後悔する人が多くなるのはうなずける。
ただ「他にやりたいことができ」て、部活を辞めた人の後悔度が高いのは気になるところだ。
そこで実際の回答者の声に耳を傾けると、このような声だった。
「今でもたまに音楽をやりたくなるので、やれる環境がある時に続けていればよかったかなと思うことがある」(33歳女性、元吹奏楽部)
「部活というものは、大人になってからではできない貴重な体験だから」(26歳男性、元サッカー部)
ここで、今後10年先にあなたの身に起こることの話をしよう。
実際のところ、大学生まではなんとかなるのである。
しかし社会に出て仲間内で就職・結婚をする者が出始める20代半ばにもなると、仮に「サッカーがしたい」と思っても11人のメンバーを集めることはかなり難しくなる。
多くの者が出産して子育てに入っている30代ともなると、週末に11人の予定がピッタリ合うなんてことは、ほぼ奇跡と呼んでいいレベルになる。
これは小学生の頃の人生の最重要項目が、いまの中学・高校生活ではどうでもよくなっているのと同じで、人は年齢やライフステージによって最重要項目が変わっていく。
特に結婚・出産を経ると、その瞬間から最重要項目は、家族と子育てになるのだ。
さらに問題は、スケジュールだけではない。
試合をするならグラウンドを借りたり、ユニフォームを自分たちで用意したりと、何かにつけてお金がかかるようになる。
部活なら当たり前のように無料で使えたものが、いちいちお金がかかるようになってしまうのだ。
確実に今しかできない部活を犠牲にしてでも、やりたいことは本当に今しかできないことなのか?それともあとあとの人生においてもできることなのか?は、部活を辞める前に一考しておくのがいいだろう。
ちなみに運動部・文化部ともに辞める理由として多かった「部員との人間関係」が理由で部活を辞め、のちのち後悔した人は19.5%と低い割合だった。
「あんな性格の悪い先輩の下で部活をしても楽しくないし時間の無駄だから」(24歳女性、元バドミントン部)
先輩からの圧力に対する耐性を身につけるのも人生経験としては貴重な経験であるが、心身に異常をきたしてからでは遅い。
人間関係が部活をやめたい理由になっている人は、あとあと後悔する割合も低いので、思い切った判断をしてもリスクはそう高くないようだ。
もちろん後悔のほかにも、一緒に頑張ってきた部活仲間から悪く言われるのではないか?や、中学生なら内申点に響くのではないか?などの不安もあるかもしれない。
しかしながら、今回調査した回答者の中には部活を辞めたことで、陰口に悩んだり受験に失敗したという声は見当たらなかったことも付記しておきたい。
部活を辞めた人はやる気があった人も多い
さてここまで読んできて、「後悔がなかった人が多いのは、元々部活に対してやる気がない人たちだったからではないか?」という疑問を持った人もいるかもしれない。
しかしながら、今回の回答者は入部当初にはやる気のあった人のほうが多かった。
実に76.0%もの回答者が、入部当初には少なからずやる気があったことがわかる。
おそらく本稿を読んでいる大半の読者も、入部当初は部活にやる気や期待を抱いていた人たちではないだろうか?
しかしながら、部活を続けていくうちにイメージしていたこととかけ離れた現実があったり、思いもしなかった出来事で、やる気が萎えていったということになる。
辞めたくなる時期は入部後1年あたりが最多
ところで下図は、辞めるまでに部活に所属していた期間を聞いた結果だ。
運動部・文化部ともにもっとも多かったのは「10~12か月」であり、これは1年生から2年生にあがる直前の時期ということになる。
このタイミングに何があるのか?の詳細は不明だが、学年が変わるタイミングで「これをもうあと2年やり続けるのか?」という見直しが入るのかもしれない。
また人間関係に悩んでいる人は、「この状況で後輩が入ってきたら、ますます部内での居心地が悪くなる」と悲観してしまうのかもしれない。
一方で、2年生以降に辞める人は運動部で23.5%、文化部で18.6%と大幅に減少する。
いずれにせよ、1年生から2年生への移行期間は、これまで続けてきた部活を辞めたくなる時期ということは間違いないようだ。
部活をスムーズに辞めるための3つのポイント
さてここまで読んでくると、自分は部活を辞めるべきか?を判断する手がかりがいくつか見つかったことと思う。
そこでここからはもし部活を辞めるという決意をしたとき、どのように話を進めればスムーズに部活を辞められるか?について見ていくことにしたい。
実際に部活を辞めるためには、親と顧問(監督)というふたつの関門を突破しなければならない。
もっと言うと、親と顧問のどちらからも引き止めに合うと想定しておいたほうが無難だ。
そこでそうした引き止めにも挫けることなく、部活をスムーズに辞めるためのポイントは、下記の3つだ。
▼部活をスムーズに辞めるための3つのポイント
・辞める動機は明るい動機を伝える
・辞めて何をしたいのかを明確にしておく
・「休部」という選択肢も考えてみる
以下、実際に部活を辞めた人のアドバイスを元にしながら、それぞれのポイントを掘り下げて見ていく。
辞める動機は明るい動機を伝える
仮に先輩からのしごきや部活のやる気がなくなったことが本当の辞める理由だったとしても、親や顧問に話を通すときは、前向きな理由を用意するべきだ。
というのも、子を保護する立場にある大人というのは、ネガティブな理由で部活をやめたいというと「そうなんだ、しょうがないね」という反応にはまずならない。
たとえば親であれば、理由がどうあれ自分の子どもが途中で挫けてしまうことにホイホイと許可を出せない人が多いだろう。
「辞めてなにか新しいことにチャレンジするなら、やめていいよと言います」(36歳女性、元卓球部)
「他に頑張ろうと思えることがあるなら、そちらを頑張ったらいい。部活は大学でもやれるし、私も大学のサークルが一番楽しかったと伝えたい」(35歳女性、元美術部)
これが子をもつ、多くの親のホンネではないだろうか。
また顧問・監督の先生は自分が管理する部内で、後輩イジメが起こっていることを認めると、自身の責任問題にも発展しかねないことが脳裏によぎるはずだ。
しかしながら「行きたい大学があって、もっと勉強に時間を割きたい」や「中途半端な気持ちで部活を続けているよりも、こういう新しいことにチャレンジしたい」のようなポジティブな話であれば、不思議と力になろうとしてくれるはずだ。
もちろん突拍子もないウソだと簡単に見抜かれてしまうし、辞めたあとの過ごし方は親から厳しく見られることになるが、プランが具体的であればあるほど部活を辞めなければならない説得力は上がる。
辞めて何をしたいのかを明確にしておく
先ほどの理由はあくまで辞める許可をとるための建前のような「理由」だが、自分自身のためにも部活を辞めて何がしたいのか?は、辞める前に明確にしておいたほうがいい。
というのも、部活を辞めるとそれまで部活に費やしてきた時間が、そのまま自由に使える時間になる。
辞めて半月くらいはその自由を謳歌しても問題ないが、その状態が今後の学校生活でずっと続くのは貴重な時間の浪費でしかない。
「部活であってもなくても、何かひとつのことに打ち込んで頑張ることは、後の人生を豊かにするよと伝えてあげたい」(47歳女性、元吹奏楽部)
部活を辞めて目いっぱい遊びたいとか、ダラダラ過ごしたいという気持ちはもちろん理解できる。
だが筆者の経験則上、遊んだりダラダラ過ごしていても、早々に飽きてしまうのだ。
何かに夢中になって打ち込んでいるとき――それが人生において楽しい時間であり、あとあと振り返ったときにいい思い出にもなる。
もちろん夢中になれるものは、部活以外にもたくさんある。
次に夢中になれるものをしっかり用意しておくと、部活を辞めたことへの後悔度も下がるので、辞める前にせめて打ち込むことの目星くらいはつけておきたい。
「休部」という選択肢も持っておく
もし自分が部活をやめたいという思いが一時的なものなのかどうかわからなかったり、親や先生から強い引き止めにあった場合、「休部」という選択肢を持っておくのがおすすめだ。
「やめたい理由があやふやな理由だったら、顧問の先生に思いと事情を話し、休部扱いにしてもらって、辞めないで少し部活から離れるのも一つの考えとしてあるよと伝えたい」(53歳女性、元バドミントン部)
休部というのは部活を辞めてしまうのではなく、文字通り中長期にわたって休むことだ。
もしかしたら休部して一度部活から離れると、またかつての情熱が戻ってくるかもしれない。
もし復帰をするとなっても、骨折をして1か月ほど部活動を離れる人もいるわけで、1か月程度離れたところでほかの部員と取り返しようのない大きな差にはならない。
また休部すると、やっぱり自分は部活に戻りたくないという確信にいたるかもしれない。
いますぐ辞めるべきかの判断がつかなかったり、強い引き止めにあって退部が叶いそうにない場合は、休部という切り札を持っておくのが得策だ。
まとめ
以上が今回の調査で判明したことだ。
おさらいしておくと、本調査の結論はこのようになる。
▼本調査の結論
・部活を辞めたくなるもっとも多い理由は人間関係
・部活を辞めた人の8割は後悔していない
・1年生から2年生に変わる直前に部活を辞める人が多い
・部活を辞めてなにをしたいのか?を明確に
アニメや漫画で描かれる部活は「まさに青春」といった感じで爽やかなものが多いが、現実の部活にはドロドロした部分も間違いなくある。
またそうであってほしくはないが、実際には部活が必ずしも自分の人生にとってプラスになるものばかりではなく、マイナスになるものも含まれていることもまた事実だ。
部活を続けるか、辞めるかの決断は勇気がいるものだが、本稿が勇気ある決断の一助になれば幸いである。
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部活なつかしいな!