【259名調査】元カノ結婚によるショックが浄化される新事実が判明!半数以上の女性が元カレを回想

元カノ結婚ショックが癒える新事実

忘れたころにやってくるものと言えば、自転車のパンクと元カノの結婚情報である。

それは別れたあとも「ひそかにオレのことを想ってくれてるじゃないかな…」なんていう甘ったるい幻想が木っ端みじんに打ち砕かれる瞬間でもある。

決して未練を引きずっているわけではない。

でもなんだか知らないが、ソワソワする。

100歩譲って好きではないにしても、せめてちょっとはオレのことを思い出したりしてくれているんだろうか?

そんな元カノの結婚というひとつの恋に完全に終止符が打たれる決定的な瞬間に関して、男性109名、そして女性150名にもアンケート調査をおこなった。

その結果、元カノの結婚をめぐるさまざまな恋愛模様が浮き彫りとなったが、中には傷口に塩を塗られるようなショッキングな調査報告も含まれる。

しかしながら本調査の結論は、意外にもあなたにとって救いのある話になるかもしれない。

そう、まさに本稿は元カノ結婚のショックを受けた男性のレクイエム(鎮魂歌)となるだろう。

ドキュメント番組「ノンフィクション」のテーマソング、【サンサーラ(竹原ピストルver)】をBGMに流しつつ、ぜひ本稿を最後までご一読いただきたい。

目次

元カノの結婚にショックを受ける男性は約3割

まず元カノの結婚にショックを受けることは、おかしいことなのだろうか?

元カノの結婚により、受けたショックの強さについて男性に聞いてみた。

元カノ結婚によるショック度調査の回答
(元カノが結婚したことがある全国の男性109名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

「かなりショックを受けた」と「ややショックを受けた」の計33.0%が、元カノ結婚による衝撃を認識している。

強いショックを受けた男性の中には、

「眼の焦点が合わないほど、眼球が震えたような感覚だった」(50代、男性)

と、殴られたような強い衝撃を覚える男性もいれば、

「妊娠と結婚を同じタイミングで知ることになったが、妊娠の時期を逆算すると浮気されていたことを悟った」(30代、男性)

と、衝撃の事実が発覚してしまう男性もいた。

一方で、「あまりショックはなかった」(46.8%)と、「まったくなかった」(20.2%)であわせて67.0%になった「ショックなし派」だが、こちらのほうが一般的には多いようだ。

ちなみに元カノ結婚ショックがなかった男性たちの声に目立ったのは、

・年月が経っている
・自分にはすでに別のパートナーがいる

という声だった。

とは言うものの、約3割の男性は元カノの結婚にショックを受けているわけで、少数派ではあるものの、「おかしい」というレベルではない

では「元カノ結婚ショック」はどういう男性に起こりやすいのか?について、次章で掘り下げてみることにしよう。

元カノ結婚のショックを受けやすい3つのパターン

結論から言えば、男性から得られた回答を集計していると、元カノ結婚のショックを受けやすい状況には傾向があった。

その傾向は下記の3つのパターンだ。

▼元カノ結婚ショックを受けやすいパターン
1.ふられて終わった恋
2.破局から2~4年以上経過している
3.元カノ本人から結婚報告を受ける

以下、それぞれを詳しく見ていくことにしよう。

元カノにふられて終わった恋

まず男性側がふられる形で破局した元カノの結婚は、ショックが強いことが判明した。

下図は破局原因ごとに集計した結果だが、赤棒(かなりショックを受けた)とピンク棒(ややショックを受けた)の割合に注目いただきたい。

破局原因別元カノ結婚ショックの強さ
(元カノが結婚したことがある全国の男性109名による回答を破局原因ごとにクロス集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

パッと見で割合が高くなっているのが「ふられた」男性たちで、「かなりショックを受けた」(64.3%)、「ややショックを受けた」(50.2%)となっている。

言い換えれば、ふられた男性の2人に1人以上が、その元カノの結婚によりショックを受けていることになる。

一方で、自身が「ふった」元カノであったり、「ケンカ別れ」した元カノに関しては、ショックを受ける男性の割合が低くなっている。

このあたりは感覚として理解できるものであるが、あとの章で見る「ふられた女性」ではまったく異なる結果となった。

そのあたりは後述することにして、「ふられた男はつらいよ」と、ここでは押さえておくことにしよう。

破局から2~4年以上経過している

次に見られたパターンは、元カノと別れて年月が経過しているほどショックを受けやすいという傾向だ。

こちらも赤棒とピンク棒の高さに注目いただきたい。

破局からの経過年数別元カノ結婚ショックの強さ
(元カノが結婚したことがある全国の男性109名による回答を破局からの経過年数ごとにクロス集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

破局してから「半年ほど」はナリを潜めているが、1年を経過するやいなや「ややショックを受けた」男性の割合が半数まで急増しはじめ、経過年数が「5年以上」ともなると、「かなりショックを受けた」男性も33.3%まで占めるようになる。

一般的な感覚だと、破局して年月が経っていないほうがショックを受けやすそうなものだが、実際は逆である。

あくまで推論にすぎないが、これはワインと思い出は年月を経れば減るほど熟成するということなのではないだろうか?

つまり別れた直後は元カノのイヤな面のほうに目がいっている状態だが、年月を経るとそうした雑味がとれて口当たりのよいまろやかな思い出に美化されていく、ということだ。

そうした熟成期間となる「1年」を経ると、元カノとの思い出の美化がほぼ完了する。

そしてその補正された元カノが結婚したと知るや、まるで「惜しい人を手放した」かのような感覚にとらわれてしまう男性が増えるのではないだろうか。

元カノ本人から結婚報告を受ける

3つ目の傾向として見られたのが「元カノ本人から結婚することを伝え聞いた」というパターンである。

情報源別元カノ結婚ショックの強さ
(元カノが結婚したことがある全国の男性109名による回答を破局からの情報源別にクロス集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

「本人からの連絡」においては、「かなりショックを受けた」(42.9%)と、ほかの情報源よりも突出していることがわかる。

そもそも破局後も元カノから連絡できるということは、定期的に友人関係が続いていた可能性がうかがえる。

「復縁するつもりだったのでショックでした」(30代、男性)

のように友人関係として休戦期間をはさみながら、頃合いを見てもう一度進攻したいと考えていた男性も一定含まれていそうだ。

一方でインスタやFacebookなどの「SNS」では、「まったくショックがなかった」(40.9%)と、こちらも突出している。

元カノの結婚という情報でさえあくまでSNSの「タイムラインに流れてくる膨大な情報の中のひとつ」という見え方になるのかもしれない。

元カノ結婚による傷は、「次の恋愛に走る」ことで癒す男性が最多

ところでこうした元カノ結婚ショックを受けた男性たちは、どのようにしてその傷を癒したのだろうか?

その回答結果が下図である。

元カノ結婚により受けたショックの対処法回答
(元カノの結婚にショックを受けた全国の男性36名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

もっとも多かった対処法は「他の女性と恋愛した」の30.6%であり、ほぼ同水準で「時の経過」により傷が癒えた男性が27.8%と続いた。

中には、

「すぐに別の彼女を3、4人作りました」(30代、男性)

「ほかの女性たちと遊びまくった」(40代、女性)

など、1人の女性では飽き足らず、複数の女性に元カノ結婚ショックのダメージを癒してもらう回答者もいた。

相手となる女性からすればたまったものではないが、それだけショックへの反動が大きかったとも言えそうだ。

また時の経過が癒してくれたとする回答者のなかにも、

「時間が解決してくれた。3年くらいかかった」(50代、男性)

と、ショックからの回復が長期に渡るケースも見受けられる。

いずれにせよ「元カノが結婚した」という事実は動かせないわけで、我々がとれる選択肢は「その事実を受け入れること」以外にない

納得していようがいまいが、人生には身内の不幸や天変地異など、自分はあまりに無力で受け入れることしかできない事象が往々にして起こる。

「そんなことくらいわかってるのだが…」という声が返ってきそうだ。

ところが本調査の結果では、元カノの結婚でくすぶるあなたの魂を、もう少しだけ癒す事実を提示できる。

それは「元カノが結婚を決意したとき、あなたのことを思い出した可能性がある」という事実である。

次章で詳しく見ていくことにしよう。

元カノがあなたのことを思い出している可能性は約50%

早速だが、結論から言おう。

結婚を決意したとき、元カレのことが頭によぎった女性はおよそ半分もいる。

(全国の既婚女性150名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

世間では「女性は元カレのことをなんとも思っていない」とか「失恋をふっ切った女性はうんたらかんたら」という言説がまことしやかに囁かれているが、見よ、この結果を!

結婚を決意したとき、実に55.3%もの女性が元カレのことが頭によぎり、元カレとの思い出を回想している。

ただし!

これを見て喜ぶのは、まだいささか早計である。

「元カレのことを思い出している」というのは事実であるが、「どのように思い出しているか?」は別問題だ。

もう少し掘り下げて見ていくことにしよう。

思い出している意味合いは「あなたと別れてよかった」が最多

結婚時に元カレのことがよぎった女性たちに、どのように元カレがよぎったのかを問うた結果が下図である。

結婚時に元カレのことがどう頭によぎったか?回答
(全国の既婚女性150名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

「思い出さなかった」(44.7%)は先に触れたのでここでは無視するが、それを除くともっとも多かったのは「あなたと別れてよかった」(15.3%)であった。

回答者の言葉を紹介すると、こうである。

「別れた時はかなり引きずっていました。でも夫と付き合ってから元カレがどんだけクズだったか改めてわかったので、あの人とあの時結婚しなくてよかったなぁと思いました」(30代、女性)

「お前より先に幸せになってやったぞと思った」(30代、女性)

男性諸君よ…息はできているだろうか?

「元カレのことを思い出している」とは言ったが、このように元カレを「この大きな幸せを手に入れるための前菜」のように思い出しているパターンも少なくない

一体この冷たい現実のどこの救いがあるのだ?と思われたかもしれない。

だが安心してほしい。

救いはこの先に待っている。

約4割は元カレを好意的に思い出している

もう一度冷静に先ほどのグラフを見てみることにしよう。

結婚時に元カレがどうよぎったか?回答(赤枠強調つき)
(全国の既婚女性150名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

確かに「別れてよかった」は最多得票率だが、ほかの項目に目を向けてみよう。

・元カレとの楽しかった「いい思い出」・・・14.7%
・元カレのよさを比較してしまう「未練」・・・10.7%
・もし元カレと結婚していたらという「妄想」・・・10.0%
・もう元カレには戻れないという「諦め」・・・4.0%

合計すると、実に39.4%もの女性がしっとりした情緒とともに元カレのことを思い出している

「すごく好きだったので、結婚が決まった時にもう元カレとは結婚できないんだなと思いました。今の主人の事はもちろん大切ですが、元カレと過ごした過去が消えてしまいそうで切なくなりました」(30代、女性)

「結婚後しばらくしてからも何度か夢に出てきたし、多分今でも好きだと思います。もし元カレと結婚してたら、今どんな結婚生活を送っていたんだろうと考えることもあります」(30代、女性)

「高校生という貴重な青春時代を2年間元カレと一緒に過ごせたのは、私の中でトップクラスの思い出」(20代、女性)

元カノの結婚を受けてショックを受けたあなたがほしかったもの、それは元カノからのこうした湿った「回想」であり、甘酸っぱい「記憶」ではないだろうか?

もちろんこれらの多くは単に回想を楽しんでいるだけで、本気でヨリを戻すような行動に出ることはないと思われる。

しかしながら、もう手の届かない存在となった元カノが「あなたのことを思い出している」という可能性は、あなたが考えているよりも高い。

元カノの結婚が確定したいまとなっては、その事実だけで十分ではないだろうか?

交際歴が長く、別れてから年数が経っている元カレが思い出されやすい

最後に、結婚時に元カレのことを思い出さなかった女性は44.7%とこちらも無視できない割合いる。

となると気になるのは「どういう元カレなら思い出してもらえるのか?」という問題だ。

このことに関して今回の調査結果では、以下の2つの傾向が見られた。

▼元カノから回想されやすい元カレ
・交際期間が1年以上であること
・破局してから2~4年以上経過していること

思い出した元カレとの交際期間と破局からの経過年数
(結婚時に元カレのことが頭によぎった全国の既婚女性83名による回答を単純集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

交際期間が半年にも満たない元カレの記憶が薄いのは、当然ともいえる結果だ(黄棒)。

またそれと同時に、交際年数が「2~4年」と長く交際した元カレが思い出されやすくなっているのも自然な結果だろう(5年以上の割合が低いのは、そもそも5年以上交際したことがある回答者自体が少ないことが原因と思われる)。

しかしながら女性のほうでも「破局から年月を2~4年以上経ると思い出されやすくなる」という傾向が見られる。

これは元カノの結婚にショックを受けた男性とも一致する結果であり、男性と同様に破局からある程度年数を経ることで、思い出美化効果が働いたものと推測することができる。

心あたりはあるだろうか?

もしこの「交際期間が1年以上で、かつ破局から2~4年経過している」というふたつの条件に当てはまるのであれば、元カノはあなたのことを思い出している可能性がグッと高くなる。

「自然消滅した女性」は未練を残しやすい

また最後に、交際期間や破局からの経過年数以外にも、記憶に残りやすい元カレのパターンが見つかったので、紹介しておく。

破局原因別元カレに関して結婚時によぎったこと
(結婚時に元カレのことが頭によぎった全国の既婚女性83名による回答を破局原因別にクロス集計。インターネット調査。調査日2022年8月5~8日)

やや見にくいグラフだが、まず興味深いのは「ふられた女性」は「別れてよかった」と思う割合が高くなった。

これは「振られた男はつらいよ」のふられた男性とは真逆の反応となった。

またそれとは逆に「ふった女性」は元カレとの「いい思い出」を想起しやすく、一方で元カレに未練が残ってしまう女性は「自然消滅」したケースであった。

いろいろ言えそうな結果ではあるが、主だったところをまとめるとこうだ。

・自然消滅、ケンカ別れ、ふられた男性はしっとり回想されている可能性が高い
・ふった元カノはあなたと「別れてよかった」と回想されている可能性が高い

まとめ

以上、元カノの結婚にまつわるもろもろの調査結果を見てきた。

総じて、あなたが結婚にショックを受けている元カノもあなたのことを思い出してくれている可能性が十分に期待できる結果となった。

それと同時に、別れてから年月を経過した元恋人は、男女双方に思い出補正がかかってしまうことも確認できた。

あなたが思っている元カノは、実はもうあなたの脳内にしか存在しない元カノなのかもしれない。

それと同時に、元カノが思っている「あなた」もまた、どこにも実在しない「あなた」なのかもしれない。

ショックを受けてまだ立ち直れるような気分ではないかもしれないが、すでにあなたがするべきことはたった一つである。

元カノとの思い出を大切にしまい、新しい生活に一歩踏み出すことだ。

少なくともあなたの元カノは、そう選択した。

あなたも前を向くべき時が訪れたのだ。

アンケート実施方法

アンケート実施法
・アンケート方法 インターネット上でアンケートを実施
・回答者数 259名
・調査日 2022年8月5~8日
・調査主体 【300人のホンネ】編集部
・回答者性別 男性109名、女性150名
・回答者年齢分布 
男性:20代16.5%、30代31.2%、40代33.0%、50代以上19.3%
女性:20代16.7%、30代52.0%、40代24.7%、50代以上6.7%

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